以前私は大手不動産会社で10年ほど勤務しておりました。その会社では休日がもともと少ない上に休日出勤が常態化しておりました。
残業は毎日のように求められ、ただ数字を追うだけの日々にゆとりがなくなっていきました。
結果お客様に対し質の高い接客やサービスの提供よりも、自分の業績・自分の都合を優先するようになって行くのがわかりました。このままでは誰も幸せにはなれない。そう考えた私は 「働く人の環境を優先した会社を創ろう」と2003年この会社を立ち上げました。

当時ブラック企業といった言葉もなく私が掲げた“社員の働く環境こそ一番”と唱える経営者はどこにもいませんでした。むしろそんな考えで会社が成り立つわけがないと様々な人から否定されました。でも私は働く人が疲弊しているような会社などつくるつもりはなく、むしろ自分の元で働く社員をないがしろにする経営方法に対し憤りを抱いており、考えを変えるつもりは全くありませんでした。

とは言え、会社の創業時にはお金も無ければ歴史も無く、安定した業績を出す事業も確立されていません。それに対しすべてを兼ね揃えている同業他社との競争に負けていては会社が存続出来ませんから、言うほど簡単なものではないことも分かっていました。とにかく必死でした。必死・・・。

あれから20年。今では「この会社が大好きです」と社員が言ってくれます。来店した取引先企業様からは「皆さんいつも活きいきしていますね。私も元気をもらいました。」といった声も頂けるようになりました。そして最終目的であったお客様へ質の高い接客やサービスの提供が継続して出来るようになったことが何よりうれしいです。当社ではつくりではない本物の笑顔で接客致します。接客業で笑顔に勝るものはありません。ぜひ、ぜひ当社スタッフをご利用ください。

日本を代表する企業を創る
ME Group会長　佐々木 康充