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【第1話】ME Group会長の1日に密着インタビュー

  • ME Group

2024.01.25

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首都圏を中心に住まいのトータルサポートを展開するME Groupは、社員数600名・社数20社・取扱高638億円を誇る不動産売買をメインとしたグループ企業です。本日はME Groupの会長を務める、佐々木会長にお話を伺いました。今回は愛車のベンツに同乗させて頂き、佐々木会長の1日に密着。ME Groupの創業秘話やビジョンに加えて、超実力経営者である佐々木会長のルーツに迫っています。

年々拡大し続けるME Group。その根源に迫る

どこへ向かっていらっしゃるのでしょうか?

ME Groupがなぜ不動産業界で成長しているかのを語る、佐々木会長

新店舗を出店しようと思っている国分寺に、テナントの内見に行きます。
前は数年に1軒のペースでしたけど、ここ何年かは年に2〜3店舗のペースで新店舗を出しているんです。1拠点の人数を考えると大きめの事務所ではないと入らないんですよ。だからしょっちゅう情報収集をしていて「コレだ」と思ったらすぐ見に行っておさえますね。

次はどこに出店されるのでしょうか?

昔からよく聞かれますけど「どこにでも出します」と答えますね(笑)
好条件の地域がなかなか出てこないと、ずっと待ち状態になっちゃうんですよね。これだともう会社の成長速度が遅れてしまうので、「いずれはどこにでも出すんだから、出たところから行こうよ」と切り替え、テナントが出次第でそこに出す。そういうやり方に変えちゃいましたね。

日本を代表する企業を創るとは

ある地域に特化するというふうには考えてないんですよね。
「日本を代表する企業を創る」と掲げた以上は、どこにでも出します。もう全国展開の構想も、描いていますね。小柳社長には「ここに何店舗だすよ」と言ってあります。

全国展開の構想を描く佐々木会長

ME Groupが描く全国展開を紐解く

ここでME Groupの代表取締役社長を務める小柳社長にもお話を伺いました。
全国展開はどのように成し遂げていくのでしょうか?

ME Groupの全国展開について話す小柳社長

会長佐々木がナンバーワンなんですよね。私はナンバーツーなので、佐々木が「こういうものをやりたい」と言ったものに対してプランを創るのが私だと思うんですよね。
なので佐々木が「日本を代表する企業を創りたい」「100社を創りたい」と言えば、100社を創るために“現場をどうまとめて、どう育成して、いつ店舗を出せるよというプラン”を練る。それを見てもらい「もっとこうしたらいいよね」というのを詰めながらいくわけですけど、基礎固めの時間は結構かかるんですよね。

ME Groupの現在地を教えて下さい。

ここ最近「基礎固めが終わった」と佐々木も言っているんですけど、いよいよそこに来たと思っています。だからここからは、出店速度を上げていけると思うんです。2025年になったら何社、2030年になったら何社と毎年言っているのですが、それが早まってきているイメージですね。

直近の事業計画も、早まっているのでしょうか?

直近では2030年には、35〜40社にもっていくという事業計画に変えて来ています。
全国展開はビジョンではありますが、計画というイメージが近いです。出すマーケットは全て佐々木が決めます。2030年までのビジョンは結構細かくできているので、2040年以降はもっと具体的に練っていこうと思っています。

ME Groupの誕生秘話を知る

創業店舗はどのような所だったのでしょうか?

ME Groupの誕生秘話を話す佐々木会長

1番最初に出した店舗は、1階の路面店の事務所でした。
ちょうどこの辺りだったと思うんで、ちょっと寄ってみましょう。懐かしい…20年前にオープンした所です。
近くにお風呂屋さんがあったので、そこでお風呂に入って、お弁当買って会社で寝泊まりしていましたね(笑)

店舗内の様子はどんな感じだったのでしょうか?

とにかく床が硬いんだよね。けれどいつの間にか慣れちゃいました。でもこの店舗は、1年で出ちゃったんですよね。「もっと会社を大きくしたいという計画」が元々あったので、思い切って1年で移転しました。

小柳社長へも創業初期を振り返って頂きました。
たった2人の創業でしたが、小柳社長は何を感じていたのでしょうか?

安心感ですよね。本当にこの会社を成功させるんだという気概や熱意を感じますから、「この人なら大丈夫だな」という安心感がありました。
私はどんなに遅くなっても家には帰ってましたが、会社で寝泊まりしている佐々木会長の姿は見ていましたね。佐々木会長はその当時から、自分の営業もやりながら社長としての仕事も全部やっていたので、私は営業の仕事だけに専念させて貰えていました。
それだけやってもお客様が余るくらい溢れていたので、採用もすぐに開始して、わずか1年で大型店にいかなければならない程に人は増えてお客様がいる。「これで勝負できる」と会長は踏んだんだと思います。

全国展開の構想を練る、佐々木会長と小柳社長

情熱経営者・佐々木会長のルーツを辿る

子供時代のエピソードを話す、業界で超有名な「情熱経営者」佐々木会長

どんな子供だったのでしょうか?

ワンパク少年でした(笑)
とにかく家にいない子で、毎日外で遊んでいましたね。
雪が夜に降ると、サッカーボール1つ持って小学校に行くんですよ。誰も踏んでない新雪の上で、サッカーをやっていました。誰もいないところで、ひとりでサッカー(笑)

中学生時代の思い出を教えて下さい。

中学生のときの思い出は?と言われると、楽しい思い出が先に出て来る人が多いと思うのですが、私の場合は「辛い」という中学時代でしたね。
サッカー部に入ったのが地獄のはじまりでした。練習がキツイのなんの。夏休みって、中学生にとっては待ち遠しいですよね。だけど私は「来てほしくない」と思っていました。毎日練習の日々ですからね、キツかったなあれは。
あの真夏の炎天下の部活、面白かったという思い出が出て来ないんですよね。でも大人になってみて、あの厳しい練習で鍛えられた根性・どこからでも生えてくる生命力。今の私にはそれがあるんですよね。

不動産業界への転職。きっかけは「子供の頃の憧れ」

働き始めたきっかけを教えて下さい。

高校を卒業するときに何もしたいものがなかったので、大工をやっていた父の手伝いを始めました。でもどこかでこの仕事は続かないなと感じていたんですよ。

子供の頃の夢は何だったのでしょうか?

小学生の頃、母に「駐車場のお金持って行って」と頼まれたことがあったんですね。
お金を持って不動産会社を訪ねたら、パーテーションの向こうから大人の声で「〇〇さん例のご自宅の件ですけど、買いたい方が見つかりましたよ」って声がうっすら聞こえてきたんです。続けて「ご希望どおり1億円で」というのを聞いて。
そのとき…もう震えましたね。商談をまとめるという現場を目撃したときに、「こんな世界もあるんだ」と思いました。自分も大人になったら、こんな大きな金額を動かす仕事がしてみたいって、そのとき思ったんですよね。

不動産業界の仕事は大きな金額が動く分、そこに面白さを感じますよね。
そんな不動産業界に就職したきっかけは、何だったのでしょうか?

子供の頃の憧れを今、実現させようじゃないかと考えてことがきっかけですね。
父に「仕事を辞めたい」と申し出て、憧れだった不動産会社に転職しました。

不動産業界に転職したばかりの佐々木会長

不動産業界へ就職したきっかけを話す佐々木会長

いかがでしたでしょうか。
ME Groupの創業秘話やビジョン、佐々木会長のルーツをご紹介しました。本インタビュー記事は、ME GroupのYouTubeでも公開しておりますので、ぜひチェックしてみて下さい。また「佐々木会長・密着インタビュー記事」の第2話を、近日中に公開する予定です。第2話では超実力経営者・佐々木会長が涙するシーンも?創業間もないグループを襲った、社内分裂騒動の真相についてお聞きしています。乞うご期待下さい。

本日の格言

「2人から600人企業に育てた超実力経営者」佐々木会長の格言集より、会長が厳選した格言の一つをご紹介します。「本日の格言」では、佐々木会長が大切にしている心構えや価値観を垣間見ることができます。

超実力経営者・佐々木会長の本日の格言 三流は、私的都合で決断する。
二流は、周りの意見で決断する。
一流は、自分の意見で決断する。

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